tAmaoの徒然日記

転職を繰り返す中で思ったことや学んだことを蓄積していくtAmaoの知識保管庫

上京物語から感じること

 

 

 

こんにちは、tAmaoです。

来週から職業訓練なのでニート生活も残り3日になりました。

 

先日友人に勧めてもらった本が面白かったのでご紹介。

私よりもずっと読書家な方なら知っている人も多いはず。

 

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この本は、前半に「祐介」の人生が、後半に「祐輔」へ向けて彼の父がメッセージを送っています。

 

前半の「祐介」は、

成功者になることを夢見て、大学を機に上京。

就職後は仕事に励み、昇給もし、

車も購入、彼女を結婚し、マンションを購入。

子どもも生まれ、はたから見れば順風満帆で幸せな生活を送っていますが、

どこかモヤモヤと晴れず。

中年にさしかかって、一体自分は何をやりたいんだ・・・?

と悩んでいる姿が描かれています。

 

後半の「祐輔」は、前半の祐介とは全くの他人。

これから親元を離れて東京の大学へ進学するために

新幹線に乗って上京している最中。

こちらの祐輔も、

祐介と同じように漠然と「成功者」になることを夢見ている。

ただ、具体的な計画はない。

大学に通っていればいづれはやりたいことが見つかるはず、

と特に何かやりたいわけでも今後何をするかも決まっていない模様。

 

そんな祐輔を心配し、

彼の父は密かに、彼のために1つの物語と5つの言葉を書き記して

1冊の本に仕上げていた。

 

その1つの物語が前半の「祐介」の人生の話。

5つの言葉は後半の「祐輔」のために記したメッセージの中にある。

 

 

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まとめてみるとこんな感じのあらすじです。

 

前半の祐介は、漠然とした不安にかられ、

周りに流され、

周りの価値観に振り回されている様子。

 

そうやって振り回され続けたことで、

周りから見れば成功者であり、幸せな人生に見えるものの、

本人は「こんなはずじゃ・・・」と漠然とした悩みを常に持ち続けながら年齢を重ねている。

 

周りの価値観や評価に振り回されずに生きていきたいという方は多いと思います。

私もそう思っています。

ですが、私もそうですがそれってものすごく大変なことですよね。

 

人と違うことをやるのはそれなりに辛いぞ、

誰のせいにもできないからな。

 

って、ジブリ映画「耳をすませば」の雫のお父さんもおっしゃっていましたよね(笑)

 

 

 

最近、フリーで仕事している方のブログやtwitterを拝見しています。

周りの評価に左右されずに自分の考えを発信するのはすごいなぁと思う反面、

影響力の強い方たちが、無責任に発言している点も気になります。

(まぁ、何でもかんでも批判する方も無責任かなと思いますが)

 

 

ネットが発展した今、

自分の言葉や行動に責任を持ち、その上で周りの価値観に振り回されず、

自分の思うやり方でやっていければな、と思います。

 

 

その点では私はまだまだ自分に責任を持ってできてないなぁと思うところ。

 

 

では今回はここまで( ^_^)/~~~