アンガ―マネジメント~19歳警官の巡査部長射殺事件に思うこと〜
tAmaoです。
今日は不吉な13日の金曜日ですね。
ですがなんと、本日は大安でもあり、とっても縁起が良い日でもあるようです。
どっちを意識するかは皆さん次第ですね。(?
さて、先日こんな驚くべき事件が起きましたね。
一体どうしてこうなったのか、亡くなった巡査部長と19歳の青年の間に何があったのか、詳しいことはわかりません。
ただ、色んな方がコメントされてますが、19歳の勤め始めたばかりの未成年に実弾の入った拳銃を持たせるのは、流石に早すぎる気がします…
若気の至りって、何しでかすかわかったもんじゃないと思います。
しっかり分別のつく大人になってから、再び拳銃についての講習・訓練を受け、
拳銃の恐ろしさとそれを持つことの許された使命感を持った方が良いんじゃないでしょうか。
(警察内でも厳重な決まりもあると思いますので、あくまでも一個人の意見です。)
具体的な状況はわかりませんが、
容疑者の青年は、普段からとても良い子で評判だったらしく、
知り合いの方々は心底驚かれているようです。
周りを明るくするムードメーカーだったみたいですね。
以前世界仰天ニュースで見たのですが、
ここ最近、怒りを抑えられずに衝動的に発散する方が多くなっているそうです。
これは、普段から怒りを抑え込み、怒ることは悪いこと、と思い込んでいる人によく生じる心の病気のようなものみたいです。
我慢し続けても、いつかは我慢の限界がきて、
突発的に物を壊したり、
人に暴力を振るったり、
犯罪を犯したりといったことをその時の感情に任せてやってしまうとか…
特に普段怒らない人は、その反動が大きく、周囲を驚かせることも多いようですね。
この容疑者の青年も、その時の怒りに任せて衝動的に犯行に及んでしまったのでしょうか…?
もし、たとえそうだとしても、
上司を、ましてや拳銃で殺めるなんて行動に行きつかないで欲しかったです。
怒りを抑えられず、そのことに悩み苦しんでいる方はきっとたくさんいるとおもいます。
そうならないようにしなきゃ、とさらに自分にプレッシャーをかけると、余計にその反動が大きくなります。
私たちは、自分の怒りと向き合い、
なぜ怒りを感じたのか、その根底にはどんな感情があるのか、
そう感じる原因はなにか、
といったことを考える必要があります。
これをアンガーマネジメントと言います。
怒りは、根本にある感情から派生して出てくる感情と言われています。
ですので、怒りをさらに掘り下げると、自分は本当はどう感じていたのかが見えてくるのです。
例えば、彼氏に浮気されて悲しくて怒りが湧いた、自分を傷つけられて腹立たしくなった、など、怒りの奥には悲しみが隠れている場合もあります。
また、 子どもが親に対して怒りをぶつける時、その根底にはもしかしたらかまってもらえない寂しさなんかも隠れているかもしれません。
そういった、自分の気持ちに気づき、
自分の歪んだ思考を少しずつ修正して行くのがアンガーマネジメントです。
私は昨年、約10ヶ月間、現在の仕事をうつ病でお休みしていました。
そのうちの約半年間、私が通っていた病院の復職プログラムに参加していました。
そこでは、同じような心の病気の方、大人になってからアスペルガーやADHDなどの発達障害であることに気づいた方たちと一緒に、
うつ病やその他の精神病について学びました。
そして、自分の症状を自覚し、
また再びうつの波がきた時に自分はどのような行動をとるか、
事前に対策を考えていきます。
その一環として、アンガーマネジメントについても少し学びました。
私も衝動的に怒りが抑えられなくなることがあるので、
このアンガーマネジメントは常に意識しなければと感じていましたが、
慌ただしく生活をしていたもので、すっかり忘れていました。
残念で、悲しい事件ですが、
今回のこの事件でアンガーマネジメントのことを思い出すことができました。
ぜひこのブログを読まれている方も、アンガーマネジメントについて知っていただければと思い、今回描かせていただきました。
では、良い週末をお過ごし下さい。( ^_^)/~~~