世界の安藤忠雄~私が建築に執着する理由~
tAmaoです。
今日は割と気温も高くて、全国的に夏日だったことろが多いようです。
ただ、残念ながら私の職場は日当たりが悪いようで
こんな日でも未だにブランケットが手放せません。
足元ひんやり。。。
さて、私は現在建設会社に勤めています。
23歳のころに地元へ帰り、某ハウスメーカーに勤め、その後退職。
一時期フリーターをしていたこともありましたが、
ほぼほぼ建設業界に居座っている状態です。
建築・土木関係は、学生時代には全く手を付けたことのなかったでしたが、
仕事をしていくうちに、この業界から離れるのをためらうようになってきました。
特に私が好きなのは建築家・安藤忠雄です。
独学で建築士を取得し、常に世界を飛び回る。
戦い続ける建築家、そんな印象です。
私が特に印象的なエピソードがあります。
安藤忠雄は24歳の頃、当時の仕事で稼いだお金を使って世界中を旅していました。
その中で、インドに訪れた時のお話です。
ガンジス川には、牛が泳ぎ、死者が火葬され、綺麗とは言い難い水の中で人々が沐浴していました。
そこでは、死と生が混ざり合った混沌とした世界になっていました。
安藤忠雄は、その光景に強い衝撃を受け、その場から逃げ出したい衝動にかられました。
彼はその衝動を抑え、ガンジス川のほとりに座りこみ、「生きること」を考えました。
「人生というものは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいいのだ。闘いであるからには、いつか必ず敗れるときが来る。その時は、自然に淘汰されるに任せよう」
彼はそう考え、 ゲリラ的生き方を決意したのです。
彼はもともとボクシング選手であったこともあり、戦う男、という印象がとても強いように思えます。
彼は著書にも、
「私は常に負け続けています」
という言葉を漏らし、
「連戦連敗」という書籍も出しています。
安藤忠雄は、常に負けづつけているという意識を持ち、常に成長し続けていくというそういう覚悟を感じられるのではないでしょうか。
安藤忠雄さんは、独学で建築を学んだだけあって、他の建築家とは異なる独特な世界観があるようにも感じます。
私は、現時点では安藤忠雄さんの人間性にとても憧れを持っています。
これからもっと建築や建設をしっかりと学び、彼の建築物を心身に感じられるようになればと思います。
これが私の建築に執着する理由です。
余談になりますが、私今年の1月に家族で直島へ行ってきました。
直島といえば、安藤忠雄さんのANDO MUSEUMもありますよね。
なんと偶然フェリー乗り場でご本人にお会いし、一瞬ですが会話を交わしました!!!
そして、偶然開かれていたギャラリートークに参加して、サインもいただけました。
naoshima 二泊三日#安藤忠雄 #かぼちゃ #I❤️湯 #空き缶アート #地中美術館
ちなみに、去年東京の国立新美術館であった安藤忠雄展にも私は出没して、ギャラリートークとサイン会に参加しました。
こちらも友人の結婚式でたまたま東京へ行く機会があり、そのタイミングでご本人の展覧会があったのです。
この2つの偶然が、私には本当に嬉しくて、しばらく興奮気味になりました。
いろんな人に自慢しましたので、ここでも自慢しておきます。笑
ただ、残念なのは私の周りで安藤忠雄さんを知っている方や、共感してくださる方が少ないことです・・・・
この嬉しさと興奮を伝えたかったのに・・・泣
とまあ、今日はちょっとテンション高めに語ってみました。
では、また明日*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*